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シマウマの縞 蝶の模様  エボデボ革命が解き明かす生物デザインの起源

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意識する心―脳と精神の根本理論を求めて

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前者は進化論的観点から。

第1部「動物をつくる」(第1〜5章)では,いまのエボデボの基本的な考え方と概念装置を説明する.生物の個体発生に関与する基本的な遺伝子群が(からだのもっとも基本的な体制をかたちづくる機能をもつ),近縁な生き物の間だけでなく,きわめて遠縁な生物間で共有されている.それらの遺伝子に関する比較研究がエボデボのターゲットである.
とくに,さまざまな生物が共有する基本的な遺伝子セット(“ツールキット”)がごく少数であるのに,どのようにしてこんなにさまざまなからだのつくりをもつ生き物ができるのかに著者は焦点を当てる.ポイントはそれらのツールキットをいつどこでどのように発現させるかを決める“スイッチ”である.この“スイッチ”が進化の過程で変化し多様化することにより,さまざまな生き物の“かたち”が生じることになる.

書評





後者は認知科学・哲学の視点から。
どうやら心理学史を真に深く理解するには、あわせて哲学史の流れも平行してやらなければならないようだ。実験心理学〜行動心理学〜人間主義心理学〜認知心理学(→認知科学)の流れも完全に哲学史の発展とリンクしている。(【完全に】というと語弊があるが、少なくとも認知科学の流れにはいってからは本格的にリンクしはじめている)また、それに加えて言語学、数学、脳科学神経科学…あらゆる学問の流れが相互に影響し合いながら、現在の認知科学というパラダイムができあがっていることを理解しなければならないと改めて痛感。わかってはいたんだけどね。その理解に基づいてはじめて、妥当性のある理論、臨床実践の構築が可能となる、と考える。


やらなきゃいけないことが多すぎる。