精神現象はかならず最終的に物理的な何かになって顕れる。 最近個人的に人間のパーソナリティの大別と判断のセオリーというか、なんかそういうのが分かってきた。自分がよくみるのは、その人間の「眼の色」と「(その人から見た)左右の空間の使い方」の2つ…
心のしがらみや恐れをひとつひとつほどいていくと、心はそれぞれからひとつひとつ自由になっていく。精神の高みは自由さの度合いで図ることができる。人間は認識のレベルが上がっていくと、物事の仕組みがよく見えてくるので、自分の恐れの根源もよくみえる…
認知理論には期待していない。最近なんでかわかんないけど認知心理学(ひいてはその応用である認知行動療法)が嫌いになった。否、本当はわかっている。どうして嫌になったか。おそらく、そこに一抹の虚偽を感じるようになったからだ。学問であることの根底…
ユングの夢分析についてのセミナー録から。理論ばかり、ヴィジョンばかり、トランスパーソナルとかいう厨二病ばかりにもてはやされるユング氏だが本書からはおそらくあまり知られていないであろう純・心理学者としての彼の肉声が聴き取れる部分がたくさんあ…
そして、「意味を怖れる人間」だ。人間ってのは自分で思っている以上に意味に縛られていると最近思う。「言語」に縛られているというよりは、「意味」に縛られている。意味のために生きようともすれば、死のうともする。自分の存在意義やオントロジー(存在…
システムとしての宗教なんてただの人間の動物性の名残り。
ひとつの極となる概念をみつけたら、その対極にある概念をみつけるようにすると学問理解は早く進む。 なぜなら世の中の物事っていうのは合い矛盾した裏表の両面で成り立っているから。 例えば性善説・性悪説という考え方がある。はっきりいって善とか悪とか…
最近の自分のもっぱらの流行りは対象関係論である。対象関係論っていうのはフロイト以降の精神分析の一学派のことで、メラニークラインの思想をもとにして生まれたもの。英国を中心に発展した。いまの日本の精神分析の流れは確実に対象関係論にあると思う。…
隙が無い、ということが最大の隙になる
ひとつの極を極めると、矛盾にいきつく。 で、その矛盾を突きぬけてまた極めると、また矛盾であり突き抜けると、もとの場所に戻ってくる。 心ってのはやはりループする。輪廻。
繋がっていくから、一人になれる。繋がっていないと感じるから人と一緒にいようとする →「一人でいられる能力」についてはウィニコットを参照
そろそろやっかねー。このブログもなんか今の自分の考えと随分ズレてきたので「消すか?w」とか思ったけど、 一応なにかの刺激になるかもしれないので一応残す。いまはtwitterの方が主だけど、たまに更新していきます。3年くらい前の記事みるとあまりの稚拙…
マニフェスト(初回限定盤)(DVD付)アーティスト: RHYMESTER,DABO,TWIGY,Zeebra出版社/メーカー: KRE発売日: 2010/02/03メディア: CD購入: 8人 クリック: 122回この商品を含むブログ (107件) を見る 既存の概念へのカウンターアクションとしてのHIPHOP。だから…
しばらくブログ更新を休みます。今は臨床が面白すぎて仕様がない。深く潜る期間にしようかと思いますたまには息抜きに音楽レビューでもしようかな。
なぜか今、このタイミングでsugar soulを聴いている。温故知新ですよ。DJ HASEBEのトラックが秀逸。
追記:2009.9.16 本書のキーは「ゲーデルの不完全性定理」。文系的に表現すると、この世の「不条理」。 理性を研ぎ澄ましていくと、人間の認識は必ずこの不条理にぶちあたる。「なぜ生まれてきて、なぜ死ななければならないのか。」人間にその理由が教えられ…
いやー、いいわ。
危険から守られることを祈るのではなく、 恐れることなく危険に立ち向かうような人間になれますように。 痛みが鎮まることを祈るのではなく、 痛みに打ち勝つ心を乞うような人間になれますように。 人生という戦場における盟友を求めるのではなく、 ひたすら…
今宵も、名曲発掘。
天才達のIQ。おもろいと思ったのでのっけとく。 人名 少年期 青年期 ライプニッツ 195 205 ゲーテ 190 210 デカルト 170 180 ガリレオ 160 185 レオナルドダ ヴィンチ 155 180 ニュートン 150 190 ネルソン 130 15…
気分… mood 感情… emotion(affect) 「気分(mood)」とは臨床心理学的な定義では、「ある程度の期間持続する」感情のことを指す。よって「気分障害」という名前には、おのずと一定期間感情が障害されている状態が持続している、の意が含まれている。気分×障害…
「甘え」概念の提唱で広く影響を与えた精神分析医の土居健郎(どい・たけお)さんが、5日午後3時27分、老衰のため亡くなった。89歳だった。葬儀は身内だけで行い、お別れの会を後日開く予定。喪主は長男望(のぞむ)さん。 東京大医学部卒。聖路加国際…
苫米地英人の論文から引用したい。 内部表現は進化の階段とともに進化していることになる。つまり、アメーバや非常に下等な生物のレベルでは、物理的実体(その意味で物理的状態)と内部表現に何ら差がない。つまり、内部表現イコール物理的な生体である。要…
先にキーワードを3つ。 1、ピアジェの発達理論「対象の永続性」 例えば目の前にコップがあったとして、これを何か(板とか)で隠されても、我々はそこにコップがあることを容易に理解できる。赤ちゃんが「いないいないばぁ」を喜ぶのは、この〈対象の永続…
新曲・「Night Flight」。ギリギリで、古い感じがいいよね。この上り調子の中でこれだけ前衛的な姿勢・サウンドを崩さない。「流行り廃りなどなんのその」といった感じだ。perfumeとしても、音の感じは逆行してる感すらある。perfumeは最初こそ毛嫌いしてし…
相変わらずキレてるぜ田島さん!っていうかあなたピアノ弾けたんだ!?、っていう。笑 まじ渋。「このアレンジでアナログ盤出したい!」と小西康陽氏はのたまわったとか。「ムーンストーン」期の映像か。っていうか話ずれるけどアルバム「ムーンストーン」は絶…
糸電話で奏でるデリック・メイの"ストリングス・オブ・ライフ" ↑これがね。とにかくやばいんだよ。ハウスの超名曲「strings of life」をなんと糸電話で弾いてしまう、という。俺はこのPV見たとき、格好良すぎて鳥肌たったね。ずっとブログに載っけたかったん…
これは非常に良かった。時間のあるときに聴いてほしい。
「意思」はあるときふと「訪れる」もの たとえば君がおにぎりを食べたとする。なぜ君はおにぎりを食べるという行為を「選んだ」か。それは「意思」したからだ。その「意思」は、君にあるとき、ふと「訪れた」―――。そんな風に社会学は考える。「意思」はふと…
・衝動:語源は仏教用語らしい。元は動詞として、例「このコップは私を衝動する」という使い方をした。突き上げられるような感じ。突き動かされるような。 ・衝動的と攻撃的の違い(精神医学的な観点から) 衝動は感情を伴わないかもしれない。→本能エネルギ…