事象の地平線

宇宙について、ノートにまとめてあった項目をいくつかそのまま載せようと思う。


・宇宙の大きさは137億光年。(見える限りの)
宇宙の地平線は原理的に見ることは不可能である。なぜなら、宇宙は今も膨張を続けており、その広がる速さは宇宙の端に行くほど速く、最終的にその速さは光の速さを超えるという。

さらに「ドップラー効果」がある。
移動する物体の出す波長は、前方に行くほど短く、後方に行くほど長い。我々の日常で言えば、救急車が通るとき近づいてくるときは音が高いが遠ざかると音が低く聞こえる、あの現象だ。

あの要領で、宇宙の端を観測しようとすると後方の光の波長が長くなりすぎて、波長自体を捉えられなくなり、観測が不可能になるそうだ。

これを「事象の地平線」という。