救助犬は人を救助することに喜びを感じている

普段は人間の指示を聞いて人を救助する救助犬。
しかしメキシコ地震の際、救助にあたって死体ばかりが出てくるとがっくり落ち込んで食欲を失くしてしまった。果ては命令を拒否して、ベッドの陰に隠れてしまったそうだ。なんでも、救助犬にとってこういう状況が続くことは望ましくなく、あまりにもその中で働かせ続けると救助犬としての能力を失ってしまうそうだ。
(「9・11」でも救助犬導入は、途中で打ち切られた。)



犬にも、人間と同じくその根底に「他人の幸福を見る喜び」があるのだろうか。