数論の未解決問題 その1 コラッツの問題

「正の数nをとり、これが奇数なら3倍して1をたす。偶数なら2で割る。これを繰り返すとはじめにどんなnを選んでも、いつかは1→4→2→1を繰り返す」というのがコラッツの問題だ。


 例えばnを10とすると、10→5→16→8→4→2→1となる。未証明なので、もしかすると反例があるかもしれないが、nが4兆までは正しいことがコンピュータで確かめられている。検証は簡単なのでヒマなときにでも1〜50くらいをやってもらいたい。ただし27の場合はしない方がいい。なぜなら………まぁ、やってみてください。




「図解雑学 フェルマーの定理 / 富永裕久 / ナツメ社 /」