STEP1 最後の素数Nがあると仮定する
STEP2 最初の素数2から最後の素数Nまでをすべてかけると、
2×3×5×7×………×Nとなる。式より、この数はNまでのすべての素数で割り切れることが分かる
STEP3 ところが、この数に1を足して
2×3×5×7×………×N+1
という数をつくると、N以下のどんな素数で割っても1余り、割り切れることはない。
つまり、この数はNより大きい素数で割り切れるか、この数自身が素数なのかのどちらかである。
STEP4 いずれにせよ、仮定したような最後の素数は存在しない。
よって素数は無限に続く
(証明終わり)
例
2×3=6 →6+1=7(素数)
2×3×5=30 →30+1=31(素数)
2×3×5×7×11=2310 →2310+1=2311(素数)
2×3×5×7×11×13×17=510510
→510510+1=510511
=19×97×277(いすれも素数)