諸説進化論

・中立進化説――― 木村資生(1924〜1994)
「遺伝子の進化は生物にとって有利でも不利でもない中立的な突然変異を起こしたものが偶然に広まることによって起こる」


・隔離説――― モーリッツ・ワグナー(ドイツ)
「生物が地理的に隔離されることで新しい種が誕生する。」


定向進化説――― E・コープ(アメリカ)等
「生物は環境や自然淘汰とは無関係に一定方向に進化する」


・内部選択説――― J・ホールデン(イギリス)
「突然変異を起こした遺伝子は、自然淘汰を受ける前に生物の体内にある調和を乱すかどうか選択を受ける」


・遺伝子重複説――― 大野乾
「遺伝子の重複により、生物が生きていくうえで悪い影響を与えることなく、新しい形質の遺伝子を持つことが出来る」