同種殺し

ハヌマンラングーンというサルの群れの中で、子殺しが存在する。


ハヌマンラングーンはオス一匹とメス数匹で一群れを成す。ときに群れから離れた単独のオスが他の群れを襲う。しかし、群れのメスは授乳中の子がいると発情しない。オスからすればせっかく乗っ取った群れなのに子がつくれない。


赤ん坊を取り上げて殺す。その上で自分の子をつくる。


「これも利己的遺伝子の命令によるものだ。」byドーキンス


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