さらにゲシュタルトを考える

文脈をもたないで、全体をもたないで、背景をもたないで生きている人なんてのは存在しない。
つまり本来理論を突き詰めれば人間だって「空」なのだが、「社会」というコンテクスト(文脈)の中に生きている我々には『役割』があり『意味』がある。


そして一番大事なのは、個に役割をもたらす『文脈』を変えることは、今まで意味のなかった「空なる存在」にゲシュタルトを創り出し、『役割』をもたらすことであるということである。

つまり文脈を変えればその人にとって価値をもつ新しい情報が浮かび上がってくる。

目標を変えれば必要な情報は変わっていく。

目標を変えればすでに情報が与えられていたものに新しい解釈・役割をもたらすことができる。(=リフレーミングにつながる)