2008-10-15から1日間の記事一覧

極限下の人間は「妄想」で理性を保つ

【10月9日 AFP】人間は自制心を失いそうな状況に陥ったとき妄想や迷信に逃げ込んで理性を保とうとするという研究結果が、2日付けの科学誌『サイエンス(Science)』に掲載された。 「人間は生命の危機への対処力が弱まるほど、精神をコントロールして理性を…

さらにゲシュタルトを考える

文脈をもたないで、全体をもたないで、背景をもたないで生きている人なんてのは存在しない。 つまり本来理論を突き詰めれば人間だって「空」なのだが、「社会」というコンテクスト(文脈)の中に生きている我々には『役割』があり『意味』がある。 そして一…

言葉の中身は意味上からっぽ 〜言葉は生きている〜

ブッダと龍樹の論理学―縁起と中道作者: 石飛道子出版社/メーカー: サンガ発売日: 2007/09メディア: 単行本 クリック: 2回この商品を含むブログ (7件) を見る ちがった意味をちがった言葉で言う 龍樹は、ひとつの言明について、次々表現を変えながら、意味す…

【ブッダ・龍樹】を論理学で読み解く

[rakuten:book:12178823:detail]中論についての解説本はどれも難解、というか「書いてる人もコレ、ほんとにわかってるのか?」と思うくらい、混乱のるつぼだ。著書いわくそれは「西洋論理学の範疇で物事を考えているから、読み誤るのだ」とし、真にその言説…

読んだ

ブッダと龍樹の論理学―縁起と中道作者: 石飛道子出版社/メーカー: サンガ発売日: 2007/09メディア: 単行本 クリック: 2回この商品を含むブログ (7件) を見る中論「改訂版」作者: 竜樹尊者,西嶋和夫出版社/メーカー: 金沢文庫発売日: 2006/06メディア: 単行本…