突然変異の必然性

遺伝子の複製に際して、核酸1本鎖のコピーをミスする可能性は0.05%(100文字中平均5文字ほど)だという。


さらに、そのミスコピーを訂正する機能が存在するのだが、それすら見逃す確率が0.0001%。


こいつの最初のミス0.0001% × 次もミスるとして0.0001% =0.0000001%


なぜミスってしまうのか?どうせつけるなら完璧なコピー機能を持て、と。

一説に過ぎないが…、
これらコピーの誤り訂正には生物にとって時間とコストがかかる、と。完璧なコピー機能を目指してしまうと生存競争に負けてしまう。完璧なコピーは出来ない。

→つまりコピー機能はそこそこのもので妥協している


というもの。



ある意味突然変異は必然的に図られたもの、なのか。
ミスコピーによって生じた突然変異がすべて進化に繋がるとは考えにくいが…たとえそれが、意図的に妥協された機能によってもたらされたものだとしても。
おそらく何か別の要因もあるのだろう。心が遺伝子レベルに及ぼす影響もおそらくあるだろうし。主体的に生じさせれる進化もあるのでは、と思うのは私だけか?