仏法

言葉の中身は意味上からっぽ 〜言葉は生きている〜

ブッダと龍樹の論理学―縁起と中道作者: 石飛道子出版社/メーカー: サンガ発売日: 2007/09メディア: 単行本 クリック: 2回この商品を含むブログ (7件) を見る ちがった意味をちがった言葉で言う 龍樹は、ひとつの言明について、次々表現を変えながら、意味す…

【ブッダ・龍樹】を論理学で読み解く

[rakuten:book:12178823:detail]中論についての解説本はどれも難解、というか「書いてる人もコレ、ほんとにわかってるのか?」と思うくらい、混乱のるつぼだ。著書いわくそれは「西洋論理学の範疇で物事を考えているから、読み誤るのだ」とし、真にその言説…

 竜樹・「中観」思想

正しいことを言うことだけが、正しい(善)とは限らない。 …と言いますのも、この間hamuと喋っていたんですよ。テーマ「男と女の浮世」みたいな。笑 そんな感じで。笑 自分は、男も女も、同じ「人間」としてしか見れないんです。 まぁだいたいにおいて世の一…

『ドクター苫米地の新・福音書』

[rakuten:book:12097520:image] 確実にこの夏、いや、今年度のベストブック・オブ・ザ・イヤーといっても過言ではない一冊。向こう何年、この本のインパクトを超える本はないかも…。それほどの衝撃。 自我とは何か 「自分を定義してください」と言われたとす…

 マンダラは宗教問わず存在する

私が知る限り、「マンダラ」型図形はすこぶる普遍的で、世界中に見られる。本書のはじめの部分で指摘したとおり、ヒンドゥー教にも、キリスト教にも、イスラム教にも、ケルト文化にも、ネイティブ・アメリカン(アメリカ大陸の先住民)にもある。探せばもっ…