言語は何ものをも言い表せない(「クワス算」)


お暇のあるときにどうぞ。



後期ウィトゲンシュタインのいわゆる「言語ゲーム」と、アメリカの哲学者ソール・クリプキによるその解釈が生み出したあるパラドックス。ある記号の意味はあるルールに則って規定されている。(例えば「+」とか)しかしそのルールもまたさらに、別のルールによって規定される。要するにルールを規定しようとすると言葉の循環になって、言葉がなにも言い表せていないじゃん!!、という結論になるらしい。(ちがってたらスマソ)


自分は「言語学空間におけるゲーデル定理」と解釈した。