人類学

チョムスキーインタビュー 〜進化、二元論、パラメータ〜

生成文法の企て作者: ノーム・チョムスキー,福井直樹,辻子美保子出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2003/11/27メディア: 単行本 クリック: 15回この商品を含むブログ (19件) を見る 昨日、引用できなかった分のつづき。 言語学の観点による類人猿と人間の進…

概半日リズム

人間の一日2回の周期で眠気が起きるリズム。こいつを「概半日リズム」という。生まれつき脳にプログラムされている。何の為に?さぁ。。。 ※概半日リズムは食事によるものではない →ポストランチディップ(昼食後の睡眠。企業によっては推奨しているところ…

赤ん坊の『マンマ』の普遍性

赤ん坊の喋る『マンマ』の語は生命にとって原始性・普遍性をもった言葉。ラテン語でも「乳房」の意。幼児音で指す「母親」の意でもある。 またヨーロッパ諸言語、中国語、アフリカ言語でも、母親を指す言葉は「マ」や「ム」で始まるそうだ。 なんか…なんかあ…

人間とチンパンジーの違い、『声』。

前にも書いたが人間とチンパンジーのDNAの差は1.2%しか違わない。しかし、この差は遥かな距離を持つ1.2%である。もし君が、横にチンパンジーを置かれて「君はこのチンパンジーと1.2%しか遺伝子レベルで違いがないから、ほぼおんなじ生き物だ…

二足歩行によって生まれる不快な症状

肩の発達 重い頭と腕、上肢をささえるため。ここから「肩こり」が生まれた。肩こりとは姿勢や慢性疲労、緊張が解けないことによる血行の悪さの状態。 腰痛 直立→ 背骨がS字になり湾曲部分に負担がかかるため。筋肉の弱さ、姿勢などによる。心因性のものもあ…

人間の表情筋(顔の筋肉)は30種以上。 人間だけがこれを著しく発展させた――――。

 『笑い』は人間関係を調節する道具

笑いの進化は、人類が顔を付き合わせた集団生活をするようになってから、と考えられる。 《実験》 「一人」「友人と二人」「知らない人と3人」3つのケースで喜劇映画を見せる。その結果は、 女性は 「一人」「女友達」の場合 →押さえた笑い。 「男友達」 →…

人類はなぜ二足歩行にならなければならなかったのか。

 分子時計「ヒトとチンパンジーの遺伝子のちがいは1.2%」

→分子時計とは、アミノ酸配列の違いから、生命の種の分岐を示す(推定する)指標のこと。分子生物学の進歩によって可能になった。 従来の生物の進化の過程は、化石を用いて行ってきた。しかし、その化石の年代の判定には誤差が表れるため、この手法と重ね合…