脳科学

「夢」を見る意味・「眠る」ことの意味

日本での合宿の後、ある女性が夜に見る夢がずっと鮮明で色彩豊かになり、とてもはっきりと覚えていられるようになったと話してくれました。 これはよくあることで、視覚システムの緊張をゆるめ、上部視覚野から方向づけることを学習していると、夜になっても…

身体全体につながる【眼】のネットワーク 「『アイ・ボディ』 / ピーター・グルンワルド」

最初この本を読み始めた時、「何だこの本は?」と思った。「何をいきなり言い出すんだ、こいつは?」と。笑 そういうのの連続でしたね。一般的に読んできている本とは明らかに趣が違う。聞いたことがない話だ。しかしこいつには近年まれに見る知的好奇心を覚…

芸術家の頭の中は?独創の源を解明へ、理研と芸大が連携

http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20090124-OYT1T00533.htm 一流の芸術はどのようにして生まれるのか? 東京芸術大学(宮田亮平学長)と理化学研究所(野依良治理事長)は、第一線で活躍する芸術家の脳の活動を詳しく調べる共同研究に乗り出す。芸術と…

短期記憶のメカニズムについて―――「単一の細胞が記憶を保存する仕組みが解明された / Nature Neuroscience誌」

http://www.mypress.jp/v2_writers/beep/story/?story_id=1803029 Single cell 'can store memories' BBC News 1/26 単一のマウスの脳細胞が「short-term memories:短期記憶」を保持する為には、 chemical receptor:化学レセプターのスイッチが入る事が必…

所詮、流行り廃りだったのか―――?「DSの『脳トレ』で記憶力は向上しない。フランスの大学教授が研究結果を発表

」DSの『脳トレ』で記憶力は向上しない。フランスの大学教授が研究結果を発表 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト ニンテンドー DS の脳トレ効果は、紙と鉛筆と大差なし | スラド Linux 幻想を売ることで利益をむさぼる人たち。やっぱりこんなもんな…

『パニック障害はここまでわかった / 竹内龍雄』

パニック障害はここまでわかった作者: 竹内龍雄,不安抑うつ臨床研究会出版社/メーカー: 日本評論社発売日: 2008/11/01メディア: 単行本 クリック: 6回この商品を含むブログ (2件) を見る 星:★★★ とりあえずは記憶をつかさどる海馬と、恐怖の情動をつかさど…

恋愛状態とは快感の伴う「強迫性神経症」である。「ヘレンフィッシャー / 人はなぜ恋に落ちるのか」

人はなぜ恋に落ちるのか?―恋と愛情と性欲の脳科学作者: ヘレンフィッシャー,Helen Fisher,大野晶子出版社/メーカー: ソニーマガジンズ発売日: 2005/09メディア: 単行本購入: 7人 クリック: 121回この商品を含むブログ (17件) を見るどうです。この記事タイト…

「脳から特定の記憶を消去」に成功:タンパク質の操作/マイクロ波等の照射が記憶に影響

米国と中国の科学者チームは10月23日(米国時間)、記憶分子と呼ばれるタンパク質の一種「αCaMKII」(アルファカルシウム/カルモジュリン依存性プロテインキナーゼII)を操作して、マウスの脳から特定の記憶だけを安全に消去する方法を発見したと発表した。 [ジ…

チョムスキーインタビュー 〜進化、二元論、パラメータ〜

生成文法の企て作者: ノーム・チョムスキー,福井直樹,辻子美保子出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2003/11/27メディア: 単行本 クリック: 15回この商品を含むブログ (19件) を見る 昨日、引用できなかった分のつづき。 言語学の観点による類人猿と人間の進…

人間が「無限」を数えれるのは言語が「無限」を孕んでいるから?

[rakuten:book:11213651:detail] 良い本でした。他の本と合わせて読んでいたのもあって、随分読み切るのに時間がかかってしまった。しかもなかなかに興味深い内容だったのでもはや「精読」って感じだったw まず、訳者による序文、が素晴らしい。これだけで独…

「学習意欲」、本能かかわる脳中枢に 大阪市大など解明

…だそうです。 →朝日新聞

チョムスキー言語理論と失語症患者の症状

脳にいどむ言語学 (岩波科学ライブラリー (59))作者: 萩原裕子出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1998/02/23メディア: 単行本購入: 5人 クリック: 46回この商品を含むブログ (10件) を見る 幼児の言語獲得と失語症の言語崩壊のプロセスは正確な「鏡像関係」…

タクシー運転手の海馬は発達している

海馬は脳で記憶を司っている。 使えば使うほど、海馬の神経細胞は増える。日々、脳内地図を拡げ、それらを繋げる作業を繰り返すタクシー運転手は、この海馬が大変発達していると読んだ。海馬を使うときの脳内では「シータ波」が出ているそうだ。 (ベートー…

「サブリミナル、効いちゃうの。笑」

ミランカというサイトの動画番組、「博士も知らないニッポンのウラ」。 TVや公の場では言えない情報を対談しあうこの番組、はっきり言ってやばいおもろすぎです。 ゲストの苫米地英人(とまぶちひでと)氏が天才すぎてウケます。笑 物理、数学、哲学、宗教…