生理学

身体全体につながる【眼】のネットワーク 「『アイ・ボディ』 / ピーター・グルンワルド」

最初この本を読み始めた時、「何だこの本は?」と思った。「何をいきなり言い出すんだ、こいつは?」と。笑 そういうのの連続でしたね。一般的に読んできている本とは明らかに趣が違う。聞いたことがない話だ。しかしこいつには近年まれに見る知的好奇心を覚…

神経システム

高等な生物になるほど自らの行動を調節し、その神経システムを通じて自らの世界観をまとめていくことになる。人間の神経システムは次の3つのサブシステムから成り立っている 中枢神経系 ―――脳と脊髄で構成。これは私たちの筋肉や動作をコントロールし、意識…

視覚+触覚情報が生む新しい「境界」:「ゴムの手を自分と感じる錯覚」(WIRED VISION)

「ゴムの手の錯覚」(rubber hand illusion)は、単なる薄気味悪い室内マジックとして片付けることのできない現象だ。これは、われわれの精神的な自己認識と身体的な自己認識の間にある関係を見せてくれる「窓」なのだ。この錯覚実験では、被験者の手は隠され…

鳥肌は何のため?

→寒い時、熱放射を防ぐため。血管や皮膚を縮めて、表面積を少しでも小さくしようとしている。 その時、結果として寝ていた体毛が起き上がってくる。 暑いときは汗をかいて熱を発散して、寒いときは熱の発散を抑える。 人間には(生命には)環境に「適応」し…

唇はなぜ赤いか

もともとは口の中の粘膜が外にまくれ出てきたものゆえ、皮膚が薄く、色素がないために、血管が透けて見えているため。 性的なアピール(サルのケツに似せた) 人間の唇が赤いのも、人類が二足歩行になったためと考えられる。 直立歩行になったことで性的アピ…

 鼻毛

鼻から吸い込む空気をキレイにすること→空気がきれいな時代にはなかっただろう ゴリラ、チンパンジー、オランウータン等類人猿にはあるが、他のサルに鼻毛はない。

鼻の穴はなぜ2つか

一つだけだと、吸い込んだ時乱気流がおきて肺への移動が円滑に進まなくなる 吸い込みに大きなエネルギーが必要になって体力を消費してしまう 一つだけだとうまく臭いを嗅ぎ分けられない(様々な臭素が流れてくると、嗅覚が落ちる)

アルコールはハゲを抑える

一体、男はなぜハゲるのか。これはひとえに男性ホルモンの働きによる。男性ホルモン:テストテロンは、5a-リダクターゼという酵素の作用によって「ジヒドロテストテロン」という代謝産物になる。これは毛包組織の活動を抑えるものである。 つまり男性ホルモ…

近視と老眼

遠くを見るとき→ 水晶体薄くする 近くを見るとき→ 水晶体を厚くする 近視 水晶体が網膜から遠すぎる状態。遠くのものに焦点を合わせられない。その代わりに近くのものを見るときは水晶体を膨らませなくていいので楽、という利点がある。 老眼 水晶体の周りの…

概半日リズム

人間の一日2回の周期で眠気が起きるリズム。こいつを「概半日リズム」という。生まれつき脳にプログラムされている。何の為に?さぁ。。。 ※概半日リズムは食事によるものではない →ポストランチディップ(昼食後の睡眠。企業によっては推奨しているところ…

朝メシの重要性

脳は、ブドウ糖で動く。 起き抜けに頭がボーっとするのは、寝ている間にグリコーゲンを使い切ってしまうからである。ブドウ糖の枯渇は、ニューロンの死滅につながる――― また、朝には果物が非常にいい。「一日一個のリンゴは医者いらず」という言葉もあるくら…

人間の身体は「飢餓」に対応している

人間の身体は、「飢餓」に対応している。 少ない栄養で、できる限りのエネルギーを得ることができるように多くの酵素が存在する。インスリンやグルカゴン等がそれに当たる。こいつらはブドウ糖を取り込む・つくらせる酵素である。 しかし、人間の身体におい…

呼吸

いまさらだが。一応。 ・酸素の必要性酸素+ブドウ糖 → CO2+水+ATP 細胞はATP(アデノシン3リン酸)によって活動することができる。

 鼻

《臭い》とは何か 臭いとは、「臭素」が鼻の粘液に溶けてそれを嗅小毛が受容すること。受容された情報は電気信号へ。 人間の嗅覚は3000〜1万種を識別化だという。 また臭素には「原臭」といって基本的な7種の臭素がある。 ショウコウ ジャコウ 若香 ハ…

 耳

耳が知覚できるのは、「音」「回転」「傾き」の3つ。 うち「回転」は《三半規管》が司り、遠心力によって中に入ったリンパ液の動きによって知覚される。 「傾き」は《耳石器》といって炭酸カルシウムでできた石がコロコロ転がっている。その転がり具合で知…

人間の表情筋(顔の筋肉)は30種以上。 人間だけがこれを著しく発展させた――――。

「サブリミナル、効いちゃうの。笑」

ミランカというサイトの動画番組、「博士も知らないニッポンのウラ」。 TVや公の場では言えない情報を対談しあうこの番組、はっきり言ってやばいおもろすぎです。 ゲストの苫米地英人(とまぶちひでと)氏が天才すぎてウケます。笑 物理、数学、哲学、宗教…