「文字は人なり」はどうやら本当かもしれない。

空間象徴理論について色々調べていたところ、「グルンワルドの空間図式」やら「筆跡学」やら色々と関連のある面白いワードが出てきた。中でもこの「筆跡学」というのは面白いねぇ…。アヴェ=ラルマンという人が描画投影法「星と波テスト」を開発したときに、…

「恐怖と不安の違い」

・【恐怖】を考える時は【不安】とリンクさせて考えよ。 対象が明確な時―――「恐怖」といい、 対象が明確でないとき―――「不安」という。 臨床の病理的に考えた時にも、恐怖症にはすべて明確な対象が存在する。「対人恐怖」「広場恐怖」「先端恐怖」「高所恐怖…

「kemuri / DJ Krush」

いいものはいい。

「Candle Chant / DJ krush feat, BOSS THE MC」

文句なしの名曲。Boss the MCは「The Blue Herb」のラッパー。この曲で初めて存在を知った時の衝撃はすさまじかった。亡きものへ捧げる、最上のレクイエム(鎮魂歌)。

論理哲学論考、抜き書き その2

明日、太陽が昇るというのは仮説である。我々は昇るかどうかを知らない。 これが起こったからあれが起こるという必然性はない。論理的必然性だけがある。 世界は、私の意志から独立である。たとえ我々の願いがことごとく叶うとしても、世界と意志の間にそれ…

論理哲学論考、抜き書き。

1 世界は、そうであることのすべてだ。 1、1 事実の総体で、もののではない。1、13 論理空間中の事実が世界だ 1、2 世界は事実から成る 2、19 論理的像が世界を写像する3、03 非論理的なことは一切思考できない。でなければ非論理的に思考する…

「ゲットアップルーシーを歌う3歳」

こんなタグに入れるのが申し訳ないくらいだが、これは可愛い。笑 この子の将来は安泰だ。 原曲↓

逃げる。逃げれば逃げるほど追いかけてくる。追いかけてくるから怖くなる。 ―――逃げるから怖い。 遠ざけようとするから、恐い。 逃げる前に、ぶちのめせばいい。 「恐怖」は、自らの内に、ある。

論理哲学論考作者: ルートヴィヒヴィトゲンシュタイン,木村洋平出版社/メーカー: 社会評論社発売日: 2007/01メディア: 単行本 クリック: 27回この商品を含むブログ (9件) を見るウィトゲンシュタイン入門 (ちくま新書)作者: 永井均出版社/メーカー: 筑摩書房…

ウィトゲンシュタイン「論理哲学論考」を読む

本書はおそらく、ここに表わされた考えか、少なくともこれに似た考えを、すでに自ら考えたことのある人にだけ理解されるだろう。だから、ためになる本ではない。理解をもって読んでくれる一人を喜ばせられるのなら、目的は果たされる。<序文>より で始まり…

言語は何ものをも言い表せない(「クワス算」)

お暇のあるときにどうぞ。 後期ウィトゲンシュタインのいわゆる「言語ゲーム」と、アメリカの哲学者ソール・クリプキによるその解釈が生み出したあるパラドックス。ある記号の意味はあるルールに則って規定されている。(例えば「+」とか)しかしそのルール…

世界で最も「黒い」物質

http://wiredvision.jp/blog/yamaji/200905/200905191101.html 「黒い」ということ。 黒はなぜ黒いのか。 あなたはその明確な理由を子供にちゃんと説明することができるか?

http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090521k0000m010157000c.html

結局血液型ってなんなのよ。

http://www2.bpe.es.osaka-u.ac.jp/ackamaracka/bloodtype.php http://abo1.web.fc2.com/history/history.html http://aiwendil.blog.ocn.ne.jp/rahmensiology/2007/09/column_efe6.html

これはやばい!!! 〜「googleブック検索」という脅威〜

ものによっては全編読めます。とうとうネットで本を読む時代がやってきた。 おぉ…あんなに読みたかったバウムテストの文献が読めてしまう…。 Google ブックス ★Googleブック検索、日本でも本格化 グーグルの「Googleブック検索」が話題となっているが、すで…

Googleが選ぶ20世紀の名著100選

Googleが選ぶ20世紀の名著100選 被引用数によるランキング。

呪いのわら人形USBメモリ発売――アクテブライズ - ITmedia PC USER http://r25.jp/b/report/a/report_details/id/110000006832?vos=dr25rss000000000001

メモメモ。

情報の歴史―象形文字から人工知能まで (Books in form (Special))作者: 編集工学研究所,松岡正剛出版社/メーカー: NTT出版発売日: 1996/04メディア: 大型本購入: 2人 クリック: 207回この商品を含むブログ (37件) を見る情報の歴史を読む―世界情報文化史講義…

生命とは何か?

生命とは、燐脂質の半透膜に覆われた核酸・酵素系の水溶性コロイドから成り、栄養を分解して得られるエネルギーによって自らリモデリング(新陳代謝)を追求するシステムであり、宇宙における最も繊細な電気反応系である。個体丸ごとのリモデリングが生殖で…

人間に与えられた「命題」とは?

ふと思う。――――人間という情報処理機構に与えられている命題とは何だろう? つまり、 「人間の意識が存在する理由」とは? もっといえば 「人間が存在する理由」とは? 突然何かというと、コレ、「志向性」の話。J・R・サールに指摘されている、認知科学、人…

苫米地英人氏の「CH(サイバーホメオスタシス)仮説」に関する論文を見つけた

「CiNii(シャイニー ←×。サイニーのまちがい)」という論文ナビゲートサイトで、氏の論文を発見した。「サイバーホメオスタシス仮説」とは、「物理空間と情報空間は連続して繋がっており、進化の末に人間のホメオスタシスは物理空間のみならず情報空間まで…

癒し。

なんか不思議な気持ちになる。

相対性理論のニューアルバムは必聴である

これはもう素晴らしいですね。というか、新しいですね。「相対性理論」。バンドの方ですよ。ちょいとは知ってましたが、舐めてましたね。ニューアルバムの何とも言えない感じがもう傑作ですね。これはある意味クラブミュージック。まじで聴ける。アルペジオ…

利他に生きなければならない理由を発見した

人間は、もはや「理屈でこれこれこう〜だから利他の生き方をする」のではなく、利己の生き方は他人を壊し、自分をも最終的には不幸にする論理である。よって、理屈抜きで、その論理は捨てねばならない。自分を幸福にするために、自分と他人を幸福にする「新…

最近の読み物

14歳からの社会学 ―これからの社会を生きる君に作者: 宮台真司出版社/メーカー: 世界文化社発売日: 2008/11/11メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 12人 クリック: 124回この商品を含むブログ (129件) を見る↑素晴らしい。ひさびさにじっくり一冊通して読…

再開。

ながらくぶりでございます!久々の更新。 3月、充電期間を経まして、祖母の葬式等もありつつ、今年より八王子某大学の院生として臨床心理学を研究することに相成りました。よってこのブログの研究ぶりはかなりそっちよりになっていくことが予想されますが、…

「夢」を見る意味・「眠る」ことの意味

日本での合宿の後、ある女性が夜に見る夢がずっと鮮明で色彩豊かになり、とてもはっきりと覚えていられるようになったと話してくれました。 これはよくあることで、視覚システムの緊張をゆるめ、上部視覚野から方向づけることを学習していると、夜になっても…

「意識で考える」ことは脳内に新たな経路を発生させる活動

脳とはすべての動きの発生装置です。考えもまた動きの一つです。考えはMRI(核磁気共鳴画像法)によるスキャン画像によって、実際に体を動かしている時と同じような電気化学的処理が脳で行われていることが見えています。実際に体を動かす時と、ただ単に頭で…

本日のニュース。

http://wiredvision.jp/news/200903/2009030222.html http://wiredvision.jp/news/200902/2009022722.html ネットに繋いでいればテレビが見れるフリーソフト『KeyHoleTV』 | ライフハッカー[日本版] 「ダウンロード違法化」「検索キャッシュ合法化」盛り込…

外的変化は人間の「内側」から起こる

[rakuten:book:11574219:image] 確かに、話しことばから書きことばへのシンボル体系の変化は、人間の精神過程に大きな影響を与えると考えられる。旧ソビエトのヴィゴツキー(Vygotsky,1963)は「テクノロジーや道具の変化が労働の構造に変化をもたらすように…